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ジャズにしか興味が無いですが、新録のCDには興味がありません。
近所の図書館からジャズに関連する本を数冊借りて読んでいるのは先述した。平岡正明が数年前に亡くなっていたのは知らなかった…か、忘れていた。
他に、マイク・モラスキー著「ジャズ喫茶論―戦後の日本文化を歩く」を読んでいる所だが、気になった箇所がある。但し、ジャズ喫茶のマッチ箱や店名に関する話なんで枝葉末節に属すが。「東京の門前仲町にあった「タカノ」のマッチ箱である(中略)が、日本刀を振るっている姿は、当時のジャズのイメージからほど遠いし、どのように理解したらよいか明白でない」(158ページ)とある。店主高野氏が居合い抜きをされていればそのままだろうが、そうでないとすれば、武士道=ジャズ道という連想が成り立つし、当時のジャズのイメージそのものではなかろうか。タカノへは2・3回しか行けなかったが、驚嘆すべき再生音で素晴らしかったのを覚えている。 「なぜ渋谷の「ありんこ」のマッチ箱にワニのイラストがあるのか、首をかしげるほかないだろう。」(158ページ)コンテンポラリー専属だったハンプトン・ホーズのトリオ盤第3集がテーブルを前にしてリラックスしているワニのイラストで、これの借用だと思う。 「埼玉県所沢市の老舗「スワン」のイラストと宣伝文句はなかなか気が利いているだろう。」(156-157ページ)としか書いていないが、このイラストはMode盤「Leonard Feather Presents BOP」の借用だと思う。 「全国のジャズ喫茶店名のなかで、もっとも異様なのは、渋谷にあったという「Son-In-Law」(娘むこ、義理の息子)ではないだろうか。」(155ページ)とある。私がこれから連想するのは、ビリー・ホリデイの初録音の1曲が、確か「Your Mother's Son-In-Law」で、そこから付けたのではないかという気がする。ボーカル好きの店主が、レディ・デイの義理の息子にでもなりたいと思うほど彼女の歌が好きだった、と考えれば納得が行く…かどうか。
数年振りに最寄の図書館へ行った。以前のカードは使えないハズなので、新規にカードを作ってもらい、お盆休みもあるので、4冊借りた。その休みに2冊読む予定が狂ったので、結局は2冊しか読めそうに無い。4冊とも、ジャズ関係の本。2冊は平岡正明なんだけど、回顧譚気味になるのは止むを得ないだろう。「ブント」とか「全学連」とか懐かしい単語の連発だ。ジャズ批評創刊号での「ジャズ宣言」がジャズ評論家デビューとあるが、今でも継続している「ジャズ批評」を読んだら、何と言うのだろうか…。
因みに、「Swing Journal」は廃刊の憂き目を見たのはご存知の通り。私が仄聞した…20年前か? バブルが弾けた後での公称発行部数が20万部で、実際の発行部数は2万部だった。広告収入におんぶに抱っこしていれば、枕芸者と揶揄されても仕方あるまい。
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